2017.03.07脱毛全般

ムダ毛は本当に無駄なの?体毛が生える意味と役割とは

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体毛が生える意味と役割

「またニキビができた」「脚をほっそりさせたいな」など、私たちは自分の体について何らかのお悩みを抱えているもの。その中でも特に悩みの種になっているのが、体毛(ムダ毛)ではないでしょうか。体毛の処理は場所を選びますし、時間もかかるため大変な作業になってしまいます。かといって、全く処理しないわけにもいきません。こんなに面倒な思いをするなら、いっそのこと生えてこなければいいのに…なぜ体毛が生えてしまうのでしょうか。

そもそもムダ毛って何?

一口にムダ毛といっても、ムダ毛に定義されている体毛とそうではない体毛があります。例えば、髪の毛も体毛の一種ですが、ムダ毛だと感じる方はほとんどいません。
髪の毛以外にもムダ毛ではない体毛があります。例えば眉毛やまつ毛です。これらの体毛が生える理由には、しっかりとした意味があります。頭や目は体の中でも大切な部分で、髪の毛は頭を衝撃から守り、眉毛やまつ毛は目に汗やゴミが入らないようにしているのです。
頭部や目のように繊細で重要な部分を守る体毛は、ムダ毛とはいわれません。

一方でムダ毛とは、ワキや腕、脚に生えている、何の役にも立たないと思えるようなところにある体毛のことをいいます。体毛が濃い方の場合、お尻や背中にまで生えていることもあります。これらの体毛に罪はないと分かっていても、見た目が気になって「生えて来なければいいのに!」と、つい思ってしまうのです。

体毛・ムダ毛の役割とは?

体毛・ムダ毛の役割

頭部や目を守るための体毛なら分かりますが、ワキや腕、脚に生えているムダ毛は一体何のためにあるのでしょうか。実はしっかりとした意味があるのです。

摩擦などの刺激から身を守る

例えば頭をどこかにぶつけたり、滑って転んだりしたときに体毛がクッションの役割を果たしてくれます。

異物が体内に侵入するのを防ぐ

ちりやゴミ、汗などが体内に入って痛みを感じたり、活動を妨げたりするのを防いでくれます。

肌の温度調節をする(保温・断熱)

まず、体毛には肌の温度調節をする役目があります。体毛が肌を外気に直接触れないようにしてくれているおかげで、急激な体温変化を防ぐことができるのです。

紫外線をカットする

紫外線を浴びすぎると、肌にトラブルが起きる可能性があります。紫外線が肌に直接当たらないように、体毛が保護してくれています。

これらのことから分かる通り、ムダ毛は私たちの体を守るために存在していて、決してムダな存在ではないのです。

ムダ毛に対する価値観の変化

ムダ毛に対する価値観の変化

ムダ毛と呼ばれる体毛にも、実はしっかりとした役割があるということが分かったのではないでしょうか。役割があるのならムダではないはずなのに、なぜ「ムダ毛」と呼ばれているのでしょうか。その理由は、私たちのムダ毛に対する考え方が変わったことにあります。

昔、私たち人類がまだ裸で暮らしていた頃、人類はムダ毛によって体を守られていました。私たちの生活が1年中裸だと、ムダ毛が体温を維持するためにとても重要です。現代は服を着用し、家屋で過ごしますので、肌が外気に直接触れてしまうことがなくなりました。

私たちの生活は年々進化してきました。快適に過ごすことができるようになり、外からのリスクも少なくなりました。存在価値を失った体毛は、いつしかムダなものと認識されるようになりました。そして、「ムダ毛には不潔感があり見た目も良くない」と、女性を中心にムダ毛を取り除く価値観へと変わったのです。

現在では、ムダ毛を処理することが当たり前になり、処理していないとだらしない印象を持たれてしまうようになりました。眉毛や鼻毛のように、体を守る役割がある体毛も、カットをするなど何らかのお手入れをすることが当たり前になっています。

おわりに

ムダ毛は全く意味のないものではなく、本来は私たちの体を守ってくれる大切なものです。しかし、現代においては役割が薄れてきたため、ムダであると思われるようになりました。ムダ毛の処理は意外と大変です。お悩みの方は一度脱毛サロンに相談すると良いでしょう。脱毛サロンでは、自身のムダ毛に関する悩みを聞いてもらうこともできます。

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