ローションやクリーム、オイルなど、体を保湿するケア用品の違いとは?
皆さんは、お風呂上がりにどのような保湿ケアをしていますか。顔は化粧水や乳液でしっかりとケアをしても、体の方はついつい適当に済ませてしまっていませんか。そもそも顔も体も同じ肌。「体の肌はケアしなくてもいい」なんてことはありません。
また、入念に保湿ケアしているという方も、改めて体の保湿ケアを見直してみませんか。今回は、ローションやクリーム、オイルなどといった保湿ケア用品の違いをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
私にピッタリの保湿ケア用品は?
当たり前のことですが、しっかりと保湿ケアするためには、自分の肌に合ったケア用品を選ぶことが大切です。これから体の保湿ケアも使用という方も、既に日頃の習慣にしている方も、これからご紹介するケア用品の特徴を参考に、自分の肌にピッタリのケア用品を選んでくださいね。
ケア用品の違いは水分と油分のバランスにあり!
ドラッグストアなどで保湿ケア用品を探すと、ボディローションやクリームなど多くの種類がありますよね。宣伝文句や香りで選ぶのもいいですが、自分にピッタリのケアをするために、それぞれの違いを知るところから始めましょう。
ボディローションやミルク、クリームなどの違いは、それぞれに含まれている「水分」と「油分」のバランスにあります。
水分の方が多ければみずみずしいテクスチャーになりますし、反対に油分が多めに含まれている場合はしっとり密度のあるテクスチャーが自然と出来上がるというわけです。
そのため、自分の肌の質感や乾燥の程度に合ったバランスの保湿ケア用品を選ぶことが、潤いボディへの近道といえます。
普通肌~脂性肌の方
まず普通肌から脂性肌の方におすすめの保湿ケアをご紹介します。乾燥には特に悩んでいない方、皮脂が気になる方におすすめします。
「ボディローション」で体にみずみずしさを
水分がとても多く含まれているボディローションは、まるで化粧水かのようなみずみずしいテクスチャーが特徴です。ほとんどのローションには油分が含まれていないため保湿力は劣りますが、脂性肌の方やベタつきが苦手な方、日焼けした肌におすすめです。
また、さらっとした付け心地から、お風呂上りなどに行うマッサージのときに使うのも効果的です。
軽い乾燥肌~普通肌の方
軽度の乾燥肌の方を中心に普通肌の方にもおすすめの保湿ケアです。
「ボディミルク」で手軽に潤いを
ボディローションよりも油分が多いボディミルクは、ベタつき感は少なくトロリとしたテクスチャーが特徴です。「ボディローションよりは保湿力がほしいけれど、べたべたするのは苦手…」という方におすすめです。
お風呂上りはもちろん、睡眠前やお出掛け前など、シーンに合わせて塗る量を調整することで、気になったときにすぐに保湿ケアできる手軽さが魅力です。
乾燥肌の方、部分ケアに
肌の乾燥が気になる方や、全体的に普通肌でも、膝など部分的に乾燥が気になる方におすすめのケア用品です。
「ボディクリーム」でしっかりと保湿ケア
油分がしっかりと含まれるボディクリームは、カバー力の高さとこっくりとした密度の高いテクスチャーが特徴です。高い保湿力を誇るため、乾燥肌の方はもちろん、肘や膝、かかとなどの乾燥が気になる部分にもおすすめです。
ボディクリームは、温度が高い方が伸びがよくなるため、お風呂上がりなど体が温まっているときに入念に塗り込みましょう。
特に乾燥が気になる部分には、クリームをたっぷり塗ったあとにラップパックをするのも効果的です。目安は10分ほどです。
「ボディオイル」で潤いを肌に閉じ込める
その名の通り、まさに油からできているボディオイルは、高い保湿力と抜群の浸透力が特徴です。液状のため少量でもしっかりと肌になじみます。
スクワランオイル、アルガンオイルなどの種類があります。ほとんどが原液のため、他の保湿ケアに比べるとお値段が少々高くなります。そのため、少し値段が高くとも高い保湿力を実感したい方におすすめです。
肌に水分があるとき一番オイルが肌になじむため、ぬれた状態の肌に伸ばすのが効果的です。お風呂から上がって体を拭く前に使いましょう。
「ボディバター」で乾燥知らずの肌に!
ボディバターは、水分に比べて油分が相当多く含まれています。クリームよりも高い保湿力を誇る一方、ベタつきや付け心地の重さも特徴です。
しっかりと保湿してくれるカバー力が魅力のボディバターは、乾燥肌の方や、特に乾燥が気になる部分を保湿ケアしたい方におすすめです。
おわりに
今回は、ローションやクリーム、オイルなどといった保湿ケア用品の違いをご紹介しました。肌の乾燥が気になるのは冬ばかりではありません。季節を問わず空から降り注ぐ紫外線や、夏の冷房など、私たちの肌は常に乾燥のリスクと隣り合わせです。ぜひこのコラムを参考に体の保湿ケアを見直してみてくださいね。