アンダーヘアはなぜチリチリなの?直毛との違いやケア方法は?
髪の毛は真っすぐなのに「なぜアンダーヘアだけチリチリなの?」と一度くらい疑問をもった経験はありませんか?アンダーヘアを他人に見せる機会は少なく、何となく今まで過ごしてきたという人も多いはず。今回は、そんなアンダーヘアの謎に迫りつつ、正しいケア方法を学んでいきましょう。
目次
縮毛と直毛の違いをチェック!
アンダーヘアに限らず、体毛には大きく分けて縮毛・直毛が存在します。
場所による特徴なのか、あるいは遺伝なのか、疑問が多く残りますよね。
まずは、基本的な違いからみていきます。
「縮毛」と「直毛」は何が違う?
縮毛と直毛の決定的な違いは、毛の断面にあります。縮毛の断面図は楕円(だえん)のようにゆがんでいますが、直毛はきれいな円形です。
毛の構造は、中心部から「メデュラ」→「コルテックス」→「キューティクル」という順で成り立っています。中でもコルテックスには、2種類のタンパク質繊維が存在しており、これら2つが均一に分布すれば直毛、規則性がなく偏れば毛がねじれて縮毛になるといわれています。
アンダーヘアがチリチリしている理由
縮毛と直毛の違いが理解できたところで、なぜアンダーヘアだけ、チリチリと縮れているのかというのは疑問ですが残念ながら、はっきりとした原因はわかっていません。
理由は諸説ありますので、ここで3つご紹介しておきましょう。
- 外部から性器を守り、異物混入を防ぐ
- 直毛に比べ表面積が大きく、フェロモンを効率良く分散させる
- 性行為時の衝撃を和らげる
確かに、赤ちゃんを産むために大切な部分ですから、その部分を守ろうとしてチリチリになったのなら納得できる気がします。
自分だけが縮毛であれば悩んでしまいそうですが、みんながそうなら悩むことなく堂々としていられますよね。
とはいえ、アンダーヘアにも濃い・薄いなど個体差がありますから、処理方法についてもきちんとした知識があった方が良さそう。
次の項目ではアンダーヘアの処理方法を詳しくみていきます。
処理方法、あれこれ
アンダーヘアの処理法は、自分でするか、脱毛サロンに通うかの2つに分かれます。
ここでは、アンダーヘアの自己処理でよく使われる方法を例に、メリット・デメリットをご紹介します。
毛抜き
毛抜きのメリットは、根元から抜くので次の毛が生えるまでのスパンが長いことや、伸びてもチクチクしないことなどがあります。
しかし、毛を抜くのに痛みがとても強く、毛穴や皮膚に負担をかけ埋没毛の原因を作る可能性があります。また、1本1本抜くのに時間がかかるというデメリットもあります。
ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスとは、はちみつをベースとした脱毛ワックスのことで、アメリカの映画に影響されて日本にも浸透したアンダーヘアの脱毛方法です。
この処理方法のメリットは、広い面積を一気に処理することが可能で、料金も安く、根元から抜くので仕上がりがきれいな点です。
一方、デメリットは痛みがあり、お肌への負担が大きく、処理に慣れるのに時間がかかってしまうことです。
カミソリ
カミソリでの処理は大変手軽で、コストも安いのがメリットです、デメリットは処理頻度が多く頻繁に処理することで肌への負担が多く、カミソリ負けや色素沈着の原因にもなることです。
ヒートカッター
ヒートカッターは熱でアンダーヘアをカットする方法で、毛を当てることにより焼き切ることができます。この方法は、切断面が丸くなるため処理後にチクチクしませず、簡単でお肌への負担が少ないです。
反対に、デメリットは毛を焼くにおいがすることと、毛をカットするということで、完全に毛がなくなるというわけではないことです。
このようにどの方法も自宅で簡単にできる反面、デメリットも多いことがわかります。何度も繰り返し自己処理をすることで、デリケートな肌のへのダメージが蓄積していき、トラブルが起きる可能性も高くなってしまいます。
負担を減らしたいなら、サロン脱毛!
少しでも肌への負担を減らしてアンダーヘアの脱毛をしたいと考える方には、脱毛サロンに行くことをおすすめします。サロンならデリケートな部分でも対応していますので、安心して脱毛をお任せできます。肌のダメージが少ないだけでなく、皮膚のターンオーバーの正常化にも期待ができますので、ツルスベ肌を目指したい人にはうってつけです!
おわりに
アンダーヘアの悩みは、身近な人にも相談しにくいデリケートな問題。ぜひ、このコラムで正しいケア方法を知って、自分にとってベストな状態を保ちたいものですね。もちろん脱毛サロンもおすすめします。