脱毛後のピーリングは慎重に!脱毛期間中に肌の角質ケアを行う際の注意点
みなさんは、肌のピーリングをしたことはありますか?美容に興味がある方なら、定期的に行っている方もいるかもしれませんね。 今回は、このピーリングをテーマに、トラブルなく角質ケアと脱毛を両立するためにはどうすればいいかをみていきましょう。
目次
ピーリングとは?
ピーリングという言葉を耳にしたことがあっても、目的や正しい方法を理解していない方もいるかもしれません。まず「ピーリングとは?」というところから、おさらいしましょう。
ピーリングは何のために?
ピーリング(peeling)という言葉には、英語で「皮をむく、剥がす」という意味があります。
皮膚表面の古い角質を取り除くことで、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促し、健やかな肌を保つために行います。
私たちの肌は、個人差がありますが、約1カ月をかけて生まれ変わります。しかし、さまざまな理由からサイクルが乱れると、古い角質がどんどん蓄積していってしまうのです。このまま放置していると、肌が次第にゴワつき、せっかくの化粧品の有効成分も肌の奥まで浸透させることができなくなってしまいます。
ピーリングで古い角質を除去すれば、本来の肌サイクルに戻る手助けができ、肌を健やかな状態に近づけることができます。また、古い角質を取り除くことで肌の再生が進み、 シミやシワといった悩みが軽くなることも期待できます。
ピーリングの種類
ピーリングと言っても、さまざまな種類がありますが、代表的なのは下記の三つです。それぞれ使用する薬剤や機器が異なります。
- ケミカルピーリング…酸性のジェルなど薬剤を使用して角質を除去する。
- レーザーピーリング…レーザー光線を用いて角質を除去する。
- 物理的ピーリング…微小なダイヤモンド粒などを使い角質を剥がす。
自宅用として販売されているピーリング剤は、ジェル・せっけん・化粧水などといったタイプがそろっています。肌への優しさを考えると、洗い流すジェルやせっけんタイプがおすすめです。。
ピーリングの注意点
「ピーリングは何だか肌にとてもよさそう!」肌にいいと聞くと、ついつい頻繁に行いたくなってしまうもの。そこで誤ったピーリングをすると、肌に思わぬダメージを与えることになりかねません。そこで注意点をまとめましたので、参考にしてください。
ピーリングのリスク
ケミカルピーリングでもレーザーピーリングでも、手段を問わずピーリングのリスクは共通しています。
- 表皮が剥がれ、下層の皮膚(真皮層)が無防備な状態でさらされてしまう
- ケア不足により、肌が赤みを帯びるなどのトラブル
- まだ剥がす必要のない肌まで削ってしまう
ピーリングによる効果を期待するあまり、短い期間のうちに何度も繰り返すのは逆効果です。1度ピーリングした後は肌を休ませて、適切な間隔を設けて行うのが鉄則です。
脱毛中のピーリングの注意点
美容に関心がある方なら、脱毛サロンやクリニックとピーリング同時にしている方もいるかもしれませんね。
最後に、脱毛中にピーリングしても大丈夫かどうかについてご案内します。
基本的には、脱毛中のピーリングはOKです。しかし、肌の健康のために気をつけていただきたいことがあります。
まず、脱毛当日はもちろん、脱毛前の数日はピーリングを控えましょう。
また、脱毛施術後は肌を落ち着かせる時間が必要です。この期間は、刺激を与えないのが一番です。
脱毛に通っている間の肌は、刺激に対して敏感になっているため、施術当日のピーリングは避けてください。少なくとも、2~3日は肌の様子を観察してからにしましょう。
あらかじめサロンのスタッフに相談して、確認しておくと安心です。
おわりに
ピーリングは正しく行えば、健やかな肌に必要なターンオーバーを促してくれます。しかし、ピーリングがどんなに肌によくても、間違った方法では肌を傷つけるだけになってしまうかもしれません。ぜひ、正しい知識を持ってピーリングと脱毛を両立してくださいね。