2017.12.26脱毛全般

介護脱毛ってなに？40代・50代にこそ脱毛をおすすめしたい理由

介護脱毛 脱毛

ラココ世代のお母さまのほとんどは「脱毛は若い女性がするもの」という考えをお持ちかもしれません。しかし今、40代・50代でVIO脱毛を始める方が増えています。その理由は美容目的のほか、将来介護が必要になったときのことを想定した「介護脱毛」にあります。この記事では、最近急増している介護脱毛についてご紹介します。

 

介護脱毛とは？

介護脱毛とは、将来的に自分が介護をされる立場になった場合を想定し、VIOラインのアンダーヘアや、脇の毛を永久脱毛しておくことです。特に、VIOラインの陰部に毛がある場合、おむつを替えてもらう際に汚れがきれいに拭き取りにくくなります。排せつ物がきちんと拭き取られずに肌に残ったままになってしまうと、肌に炎症を起こすばかりでなく、細菌が体内に侵入して感染症を引き起こす恐れもあるのです。

さらに排せつ物が付着することで、介護する側が苦痛に感じる場合もあります。介護脱毛をすることで、陰部を清潔に保ち介護をする人の負担を減らすことができるのです。

 

介護脱毛が急増している背景には、実際に親を介護して大変な経験をした方の「自分が介護を受ける側に立ったときに迷惑をかけたくない」「介護者に汚いと思われたくない」という思いがきっかけにあるようです。

介護脱毛は、主に陰部周辺のVIOラインを脱毛します。毛が少なければ少ないほど、介護の際の手間が少なくなるため、無毛状態にする方も少なくありません。無毛には抵抗があるため、Vゾーンのみ少量残して、IOラインを全て脱毛するという方もいらっしゃいます。

 

介護脱毛のメリット

介護脱毛によって介護をする側もされる側も負担が少なくなります。介護脱毛をする方は、どのような効果を期待するのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

介護者の負担が減る

まず、第一のメリットは、介護脱毛をすることによって介護者の負担が減らせることです。前述したとおり、陰部に毛があると排せつ物処理の際、きれいに拭き取ることが難しくなってしまいます。また、排せつ物が毛に付着してしまったり、毛があることによっておむつを穿いた際に蒸れやすくなったりして、悪臭の原因となってしまいます。

介護脱毛で陰部を無毛状態にしておくと、排せつ物もしっかりと拭き取ることができ、陰部の毛に排せつ物が付着する心配がなくなるので、陰部が清潔に保たれます。

 

また、婦人科系の病気にかかってしまったときも、陰部が毛に覆われていると皮膚状態をしっかり確認することができないため、発見が遅れてしまう場合があります。介護脱毛を行うことにより変化にも気づきやすく、病気の早期発見にもつながるのです。

 

見た目がきれいになる

介護脱毛を行うことにより、見た目が整い、下着などから毛がはみ出ることがなくなります。将来、介護される際に誰かに下腹部を見られることが恥ずかしい、と感じる人は少なくありません。介護脱毛で形を整えることで、その恥ずかしさが軽減される可能性も高いでしょう。

 

介護脱毛で注意すること

介護脱毛はメリットばかりではありません。ここでは、介護脱毛を行う際に注意したいことをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

始める年齢に注意

脱毛は黒い毛にしか反応しません。つまり、色素の薄くなってしまった毛を脱毛することはできないのです。陰部の毛は年齢と共に白髪が増えてきます。介護脱毛をスタートさせる時期が遅く、陰部の白髪が多くなってしまうと、思うように脱毛が進まない場合があります。介護脱毛はできるだけ早い時期からスタートさせることが大切です。もし、毛の色素が薄くなってしまってもSHR方式なら脱毛することができます。SHR方式は、毛のメラニン色素に反応させるのではなく、毛包にアプローチするため産毛や金髪でも脱毛が可能です。

 

施術を受けたら元に戻せない

介護のため、と早々に脱毛して無毛状態にすると、「やはり気恥ずかしい」という思いが出てくる場合があります。また、温泉などに行ったときに、周囲の視線が気になるから元に戻したいと思っても、脱毛した部分を元に戻すことはほぼできません。脱毛前にデザインなどをしっかりと考えておきましょう。

 

おわりに

今回は、介護脱毛についてメリットと注意点をご案内しました。年代が異なれば脱毛を希望する目的も異なりますが、やはり「きれいでいたい」という思いはいくつになっても変わらないものです。ぜひ、母娘で脱毛を考えてみてはいかがでしょうか。