不安解消!アトピー肌を悪化させない脱毛方法の選び方
肌に悩みを抱える女性が少なくありません。しかし、ニキビや肌の赤みが強い方、アトピー肌の方は特に悩みが大きいもの。特にアトピー肌の方の中には「脱毛してみたいけれど、肌に負担がかかりそう」と心配して、なかなか踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、アトピー肌の方に脱毛方法の選び方をご紹介します。
目次
アトピー肌の症状や原因とは
アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎とは、アレルギー体質の方や、皮膚のバリアー機能が弱い方に多く見られる皮膚の炎症を伴う皮膚の病気です。主な症状は「かゆみ」と「湿疹」で、慢性的に繰り返すため完治しにくい点が特徴です。
アトピー肌は皮膚のバリアー機能が低下しているため、肌の保水力が弱く皮脂の分泌も少ないことから、乾燥状態が悪化しやすいという傾向があります。乾燥により、かゆみを伴う湿疹が出やすくなり、湿疹部分をかくと皮膚が厚くゴワゴワした状態になったり、かさぶたができたりと悪化するケースが見られます。
アトピーの原因とは?
アトピー性皮膚炎となる原因は、現在でもはっきりと断定できるものがありません。
傾向としては、もともとアレルギー体質の方や、ストレスや疲労などが原因で免疫力が落ちバリアー機能が低下したときなどに、アトピー性皮膚炎を発症するケースが多いようです。
アトピー肌でも脱毛はできる?
脱毛方法やタイミング次第ではOK
アトピー肌の方が脱毛を希望される際、最も気になるのは肌への負担ではないでしょうか。適切な脱毛方法や脱毛するタイミングを選び、アフターケアをしっかりと行えば、アトピー肌でも脱毛することは可能です。
アトピーの症状には個人差があり、体調によってかゆみや湿疹の度合いが変化しやすい傾向があります。そのため、ご自身の症状変化のタイミングをしっかりと把握し、かかりつけの医師に相談しながら脱毛を進めましょう。
避けたい脱毛法は?
アトピー肌の場合は肌がとても敏感な状態です。基本的にはできるだけ刺激の少ない方法で行うことが大切です。そのため、カミソリや毛抜き、脱毛テープ、ワックス、除毛クリームなど、肌への刺激が強めの方法は避けるようにしましょう。
それらでムダ毛処理を行ってしまうと、目で見えなくとも肌表面に傷がつくことがあります。その小さな傷から細菌などが侵入すると、アトピーの症状が悪化してしまうかもしれません。
もし、どうしてもムダ毛の自己処理をしたい場合は、比較的肌に負担がかかりにくい電気シェーバーがおすすめです。しかし症状が重い場合は、いくらシェーバーでも処理後に痛みやかゆみが発生してしまうこともあるため注意が必要です。
アトピー肌の方に向いている脱毛法とは?
肌の状態が不安定なときは、アトピー肌ではなくともムダ毛処理はお休みするべきです。
しかし、肌の露出が多くなる夏や、結婚式など特別な日は、ムダ毛を無視することはできませんよね……。それでもどうすることもできないのでしょうか。
結論からいうと、そんなことはありません。かかりつけの医師などに相談しながら、という条件はつきますが、脱毛してムダ毛とさようならできる方法が2つあります。
医師に相談しながら受けられる医療脱毛
アトピー体質の方は、やはり自己処理ではなくプロの力を借りるのが最適な脱毛方法です。医療脱毛は、皮膚科をはじめとするクリニックなどの医療機関で行われるため、必ず医師が在籍しています。そのため、症状を把握してもらいつつ施術を受けることができます。
おわりに
アトピー肌の場合、ムダ毛の自己処理は症状を悪化させる恐れがあり注意が必要です。ぜひ専門知識を備えたスタッフがいる脱毛サロンやクリニックの利用を検討してください。症状が出ている部位や治療中の部位は施術が難しいケースもありますが、基本的に医師の許可があれば施術を受けられます。アトピー肌でムダ毛処理をどうしたらよいか悩んでいる方は、まずはカウンセリングで相談してみましょう!