脱毛後の赤みが消えない!ケアはどうする?薬はもらえる?
脱毛後に起こりがちな肌トラブルの中に「赤み」があります。肌の色が赤くなり、かゆみやひりつきなどが感じられる症状です。放置しておくと悪化し、さらなるトラブルを生み出してしまうかもしれません。そのため、赤みを放置しておくのは大変危険です。今回は、赤みが出る理由や、赤みがなかなか解消されない場合のケアについてご紹介します。
目次
脱毛後のトラブルは放置しない
脱毛後の肌トラブルの症状として、肌の乾燥やかゆみ、赤みなどがあります。軽度な赤みでも、放置しておくと肌の炎症を引き起こす場合や、色素沈着が起こる場合があり、注意が必要です。
早めにトラブルに応じた対策をしっかり行うことはもちろん、トラブルが起こる前からしっかりとスキンケアをして防ぐようにしましょう。
赤みが出る理由とは?
脱毛施術時の刺激による赤み
レーザーや光 エネルギーを利用して行う脱毛の場合、少なからず肌へダメージが加わります。毛の色素に反応するレーザーの光を照射することで熱を帯びた肌は、軽くやけどを負った状態といえます。そのため、赤みのようなトラブルが起こりやすいのです。
また、ホルモンバランスが崩れることで肌がデリケートになる生理時期には、脱毛の刺激が強く多く伝わり、赤みが出やすい場合があります。ホルモンバランス以外にも、体調不良により免疫力が下っている場合も赤みが出やすいとされているため、脱毛の施術は避けましょう。
中には脱毛の施術自体が肌に合わない場合もあります。この場合は、施術方法を変更せざるをえないケースもあるでしょう。自分の肌質に合うか心配な方は、事前にパッチテストを受けられないか、カウンセリング時に相談しましょう。
日常生活の刺激による赤み
脱毛の施術後は、肌は普段よりデリケートな状態になっています。日常生活においても注意すべき点がいくつかあります。
まず、施術後は肌に熱や摩擦による刺激が加わらないように注意してください。例えば、温泉やサウナなど肌に直接熱が加わる行動は避け、自宅での入浴もシャワーだけにするなど配慮が必要です。身体を洗うときも強く擦るのではなく、優しく洗いましょう。肌を清潔な状態に保つことも忘れずに。また、外出時には日焼け(紫外線)に気をつけましょう。
また、身体の外側からだけではなく、体内から熱をもたせないよう飲酒や運動なども控えましょう。
赤みのケアや対処方法
自宅でできるケアや対処方法
脱毛によって赤みが出た場合、冷やして鎮静することで症状が緩和することがあります。
脱毛サロンでは、保冷剤を使用して鎮静することがありますが、保冷材を使用して長時間鎮静すると脱毛効果が損なわれる場合があるため、冷やし過ぎには注意してください。
自宅で鎮静する場合は清潔なタオルを清潔な水でぬらし、赤みが出た部位を冷やすことがおすすめです。長時間冷やすことは避け、短時間でサッと冷やしましょう。
また、強く抑えつけてしまうと、それが逆に刺激になる場合があります。タオルは優しくあてるように心掛けてください。
肌の乾燥が原因で赤みが出る場合もあります。この場合、保湿を行うこともケア方法の1つです。ただし、さらなる炎症につながりかねない、エタノールやメントールが多い保湿用品は避け、肌への刺激が少ないものを使用しましょう。
専門機関に相談する
医療脱毛の場合、医師が施術を行うため、肌トラブルが起こった際は、すぐに薬を処方し対処してくれます。脱毛サロンも医療機関ではありませんが、医療機関(皮膚科)と連携し、万が一のトラブルに備えているところがあります。脱毛後、肌の赤みがひどく出た場合は、施術を受けた脱毛サロンに相談し、提携先の病院を紹介してもらいましょう。また、その他の専門機関でも相談にのってくれます。
自己判断はせず、赤みが気になったら早い段階で専門機関に相談しましょう。
また、最新の脱毛法「SHR方式」なら、ムダ毛の黒い色素をターゲットとせずに毛包に弱い光を集中させるため、肌へのダメージも少なく脱毛することができます。また、従来の脱毛法とは異なり、SHR方式なら痛みをほとんど感じることなく、温かさを感じる程度で済むのもうれしいポイントです。
おわりに
ちょっとした赤みでも油断して放置すると、いつの間にか悪化させてしまうかもしれません。そのようなことにならないよう、脱毛後はスキンケアを念入りにし、肌の状態を気にかけるようにしましょう。脱毛してきれいなツルスベ肌を手に入れるためにも、丁寧なフォローが大切です。