脱毛のアフターケアに使いたい保湿クリーム・ローションの選び方
クリニックやサロンで脱毛施術を受ける際、アフターケアがとても重要となります。脱毛後の肌はとてもデリケートな状態のため、ケアを怠ってしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。脱毛後にケアを行うことにより、お肌を健康な状態で保つことができるほか、脱毛効果を高めることにもつながるため、なるべくしっかりと行うようにしましょう。そこで今回は、脱毛後のケア方法や保湿剤の選び方、保湿ケア以外に気をつけるべきポイントなどをご紹介します。
目次
理想的な脱毛のアフターケア
保湿ケアをしっかりと行う
脱毛後の肌はとても乾燥しやすいため、しっかりと保湿ケアを行うことが大切です。
施術後はなるべく早めに保湿ローションでたっぷりと水分を補給し、保湿クリームなどで油分を補いましょう。
保湿ケアは、脱毛後はもちろん重要ですが、脱毛前から行うことにより、脱毛効果を高めるといわれています。なぜなら、水分量の多い肌は脱毛レーザーが通りやすいからです。
また、保湿を行い肌がふっくらすることにより毛穴が目立たなくなり、痛みも感じにくくなります。
そのため、脱毛前後問わず、なるべく普段から肌の保湿ケアを行うことをおすすめします。
入浴は体を流す程度にとどめる
個人差はありますが、脱毛後3日程度は肌が敏感な状態となっているため、熱めの湯船に入ることは避け、なるべくぬるめのお湯で体を流す程度の入浴(シャワー)にしましょう。
熱いお湯は、本来必要な皮脂まで洗い落としてしまう可能性があり、乾燥の原因につながることもあるので、お湯の温度には注意しましょう。
脱毛後の保湿剤の選び方
では、脱毛後の保湿クリームやローションの選び方を見ていきましょう。
かゆみが気になるときはプラセンタ入り
脱毛後にかゆみが出る場合は、傷ついた肌から細菌が入り込んでいる可能性があります。
かゆみが出ているときは、プラセンタなどの抗炎症成分が入った保湿剤がおすすめです。市販の保湿剤に入っているプラセンタは比較的安全性が高く、大きな刺激もありません。
また、カミツレエキスや甘草エキス入りの保湿剤も、かゆみを抑える効果が期待できます。
乾燥が気になるときはセラミド入り
脱毛後の乾燥が気になるときは、セラミド入りの保湿剤がおすすめです。セラミドには、肌の水分を逃がさない作用があるため、乾燥状態を緩和するためには最適です。
また、ヒアルロン酸も保水力が高い成分のため、できればセラミドとヒアルロン酸両方の成分が入った保湿剤を選ぶようにしましょう。
美肌を保つため、女性にとって保湿は欠かせないケアです。特に脱毛後の肌には保湿が必要となるため、1日2回を目安にしっかりと行いましょう。
脱毛後、保湿ケア以外で大切なこととは?
刺激の少ない生活を意識する
脱毛後は保湿ケアのほか、しばらくは肌への刺激を減らすことが大切です。
肌に直接触れる下着は、コットンやシルク素材などの刺激が少ない素材のものを着用したり、また、飲酒や辛い食事は体温が上がりやすく、かゆみが出てしまう可能性が高くなるため刺激物を避けたりなど、食事にも気を配りましょう。
乾燥対策として、えごま油に含まれるオメガ3や、ごま油に含まれるオメガ6を積極的に摂ることもおすすめです。
肌を清潔に保つ
脱毛後の肌は目に見えない細かい傷がついている場合があります。そのため、雑菌が毛穴に入らないよう清潔に保つことが大切です。
前述の通り、施術後2~3日は湯船に入らず、シャワーのみの入浴となりますが、ボディーソープを使用する際はしっかりと泡立てて、ゴシゴシこすらないよう優しく体を洗いましょう。
また、施術後から次の脱毛まで自己処理をしなければならない場合は、肌を傷つけないよう、カミソリではなく電気シェーバーを使用することをおすすめします。
おわりに
今回は、脱毛後のケア方法や保湿剤の選び方、保湿ケア以外に気をつけるべきポイントなどをご紹介しました。
医療機関や脱毛サロンなどで脱毛施術を受けることは、自己処理よりも効果が高いため大変魅力的です。その効果をさらに高めるためにも、自分で行うアフターケアはとても重要となります。自分の肌の状態に適したローションやクリームを使用し、しっかりと保湿ケアを行うようにしましょう。