2017.04.24脱毛全般

【スポーツ選手の脱毛事情】ムダ毛がないアスリートが多い理由

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テレビ番組などで私たちがスポーツ選手を見る機会は多くなりましたが、競技中のアスリートを見ていて、ムダ毛の少なさが気になったことはありませんか？
私たちが脱毛をする場合は美的な理由であることがほとんどですが、アスリートの場合は必ずしもそうとは言い切れないようです。今回は、アスリートが脱毛する理由についてご紹介します。

【理由1】成績を向上させるため

オリンピックやプロスポーツにおいては勝つことが重要になるため、アスリートは地道な努力を惜しみません。そのため、競技によっては、成績を向上させるために脱毛を行っています。

代表的なスポーツは競泳です。競泳は水着を着用し、プールでいかに速く泳げるか競う競技です。全身が水に浸かるため、より効率的な速さを意識して「水の抵抗」を減らす必要があります。そのために帽子を着用し、より抵抗が少ない水着を着用します。

ムダ毛の処理も水の抵抗を少なくするために行うのが一般的です。そこまで行う必要があるのかと感じる方もいるかもしれませんが、競泳はコンマ何秒で勝負が決してしまうため、勝利に少しでも近づくためにムダ毛処理を行うのです。

また、シンクロナイズドスイミングやフィギュアスケートなど、「美しさ」が重要視されるスポーツでも脱毛が行われます。ムダ毛が得点に直結するわけではありませんが、見た目に違和感なく美しさを表現するためにはボディメンテナンスが非常に重要です。審査員に好印象を与えるためにも、脱毛が一般的に行われています。

【理由2】ケガ防止やモチベーションの維持

全てのアスリートが注意すべき点として「ケガをしない」ことが挙げられます。しかし、練習などでケガをするリスクは小さくないため、普段からケガをしないように努める必要があります。そのための対策として、ムダ毛の処理を行うケースがあります。

例えば、競輪では脚を中心に脱毛を行います。すね毛があると競技用自転車のチェーンに巻き込まれてしまう危険性があり、競技中の事故が命に関わるケースも考えられるため、ムダ毛処理は重要なケアとなります。

サッカーにおいても、脚を中心に脱毛を行っているアスリートが多く存在します。ケガをした際にすね毛が多いと応急処置の妨げになり、手当てに時間が掛かってしまうためです。また、空気抵抗を減らすことでパフォーマンス向上へとつなげたり、擦れによる皮膚のダメージを軽減したりする狙いもあるようです。

脱毛を行うことによって競技中のモチベーション維持を図ることもあります。ユニホームを着用するスポーツではムダ毛によって蒸れや擦れが起こりやすくなりますが、これを避けることで不快感による集中力の低下を防ぐのです。肉体的なことに注目されがちなスポーツですが、このような細かなことからモチベーションを維持する努力も必要とされます。

【理由3】マナーのため

紳士のスポーツとして知られているゴルフですが、非常にマナーが厳しいことでも有名です。ゴルフをする際の服装は厳しい基準が定められており、特に正式なゴルフの場ではカジュアルな格好で行うことはありません。
意外と知られていないことですが、ゴルフ場で男性がすね毛を見せることはマナー上NGとされています。ドレスコードとして短パンが認められていないゴルフ場があるのはそのためです。また、独自の服装規定があり、短パンがOKとされるゴルフ場ではハイソックスの着用が定められていることが多いでしょう。

スポーツ競技としてのゴルフにおいても同じことで、すねが見えないようにしているゴルファーでもハイソックスを着用していることが多く、前述の「不快感による集中力の低下」などの理由も含めて、すね毛の脱毛を行っていることが多いのです。

おわりに

現在では、ムダ毛処理の負担軽減のために、永久脱毛をするアスリートも増えてきています。アスリートが行う脱毛の根幹にあるのは「最良のパフォーマンスを発揮する」という強い信念と言えるでしょう。