2017.12.23脱毛全般

脱毛が毛嚢炎を引き起こす!?毛嚢炎の症状・原因と対処法、予防するには

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脱毛で毛嚢炎を引き起こさないためには

ムダ毛をなくし、肌をきれいに見せてくれる脱毛ですが、場合によっては肌トラブルを招く恐れがあります。起こりやすいトラブルの1つに「毛嚢炎(もうのうえん)」があります。今回は毛嚢炎が起きる原因や対処法、予防法についてご紹介します。

毛嚢炎の症状・原因

毛嚢炎の症状・原因毛嚢炎とは皮膚炎の一種です。肌のバリア機能が低下することが原因で、ニキビのような湿疹が主な症状です。悪化した場合、白い膿や芯を伴うこともあります。毛嚢炎には大きく分けて2つのタイプがあります。

 

1つめは、炎症が強いタイプで、カミソリで自己処理する方に多く見られます。肌の表面だけでなく毛穴の奥までダメージが及んでいる状態です。

 

2つめは、赤み・痛み・かゆみが少ない細菌感染のタイプです。サロンやクリニックで脱毛をした方に見られることがあります。サロンやクリニックでの脱毛は、自己処理よりも肌の負担が少ない脱毛法ですが、正しくケアをしないと肌トラブルを起こしてしまう恐れがあるのです。脱毛後の肌や毛根は、ダメージを受けて皮膚のバランスが崩れた状態です。普段はおとなしい常在菌のブドウ球菌が、肌の傷ついた場所から侵入・繁殖して、毛嚢炎になるリスクがあります。

このタイプの毛嚢炎ができやすいのは、皮脂の分泌が多かったり、ムダ毛が密集していたりする部位です。例えば、おでこ、背中、脇、太もも、ふくらはぎ、VIOなどに見られます。

 

毛嚢炎の対処法

脱毛による毛嚢炎は、一時的に生じる場合が多いため、2週間程度で自然治癒することが一般的です。対処法はニキビと同じで、患部を清潔に保つことが基本。きちんとしたスキンケアを行う他にも、衣類による刺激がないか考慮しましょう。メッシュ素材の下着にして、通気性をよくするのもおすすめです。万が一湿疹が増えた・痛みやかゆみが出たなどの場合は、脱毛したサロンやクリニック、皮膚科医に相談しましょう。サロンやクリニックでは、トラブルが起きた場合に医師の診察や薬の処方を受けられる体制が用意されているところがあります。毛嚢炎の程度に応じて、抗真菌薬やステロイド軟膏などの塗り薬、抗生物質などの飲み薬が出されるでしょう。薬の使用にあたっては、医師や薬剤師から指示された用法・用量を守りましょう。また、触ったり、つぶしたりすると化膿して悪化することもあるため、できるだけ刺激しないように心掛けてください。

毛嚢炎を予防するには

ここまで毛嚢炎の症状や対処法をご案内しました。毛嚢炎は肌を大切に、正しくケアをしていれば防ぐことができます。基本は、肌を健やかに保つことです。正しく洗い、しっかり保湿し、日焼け止めなどの日中ケアを欠かさず行いましょう。

最後に脱毛する際に気をつけたいポイントを2つご紹介します。

 

 

 

【1】肌の洗浄・保湿・日中ケアはやさしく行う

「肌を清潔に」とはいっても、タオルやスポンジで肌を一生懸命こすっては逆効果です。なぜならば、脱毛直後の肌は少なからずダメージを受けた状態で、肌のバリア機能が弱まっているからです。刺激の強いボディーソープも避けた方がよいでしょう。

 

【2】ムダ毛の自己処理に注意する

脱毛後、次の施術までの間はムダ毛を自己処理することになります。毛抜きやカミソリは、毛穴や肌を傷めやすいため避けた方が無難です。おすすめは電動シェーバーです。電動シェーバーは、毛の流れに沿って肌にやさしくあててください。毛の流れに逆らって処理すると肌を傷めてしまい、毛嚢炎の原因になるため気をつけましょう。

 

おわりに

個人差はありますが、毛嚢炎はよくある肌トラブルの1つです。毛嚢炎は正しく対処すれば、悪化させずに済みます。今日ご紹介した対処法や予防法をぜひ覚えていただいて、理想のスベスベ肌の実現にお役立てください。また、肌が弱くて心配な方は、脱毛前に医師やスタッフに相談しておくと安心です。

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