カサカサが続く!脱毛で乾燥してかゆみが出たときの対処法
脱毛後に「どうも肌が乾燥しているような」と感じたことはありませんか?そのまま放っておくと、肌の状態が悪化する可能性もあるため、早めの対処が必要です。そこで今回は、脱毛の施術後に肌が乾燥しやすくなる理由と、乾燥やかゆみが出たときの対処法をご紹介します。
目次
脱毛したあとに肌が乾燥するのはなぜ?
脱毛にはさまざまな施術方法があり、脱毛サロンでは「光脱毛」、医療機関では「レーザー脱毛」が一般的です。光脱毛やレーザー脱毛は、熱のエネルギーを用いて行う脱毛法。この熱エネルギーは、毛のメラニンに反応するときに発生するもので、それと同時に肌の水分が奪われ乾燥するのです。
特に脱毛効果の高い医療レーザーは、脱毛後の肌が軽いやけどを負ったような状態になります。軽いやけどを負ったことで肌のバリアー機能も弱まり、乾燥しやすくなるのです。
カサカサ予防!脱毛したあとの乾燥対策
脱毛後の乾燥トラブルを防ぐには、施術当日から1週間ほど、入念なスキンケアをしましょう。
肌の保湿をしっかり行う
脱毛後の肌には、ローションやクリームを塗り、しっかりと保湿ケアを行います。保湿ケアに使用するアイテムでおすすめなのは、「セラミド」が配合されている保湿用品です。セラミドは、肌の水分の蒸発を防ぐ作用があるため、肌の乾燥を改善したいときに適しています。
また、これらの保湿ケアを施術前にも行うことで、施術後の乾燥が最小限に抑えられる可能性も。ぜひ入念にスキンケアしてあげましょう。
お風呂の入り方に気を付ける
脱毛を受けた当日は、湯船に入ることを控えましょう。脱毛した日に湯船につかると、肌(血流)を刺激して毛穴の炎症リスクや、肌トラブルの原因になりかねません。したがって、脱毛後の入浴は、ぬるめのシャワーを浴びる程度にしましょう。
体を洗うときには、肌への摩擦が最小限に済むように、やわらかい布や手で優しく洗うよう心掛けてください。また、長時間の入浴は、さらなる肌の乾燥につながる可能性があるため、短時間でシャワーを済ませることが大切です。
乾燥でかゆみが出たら?おすすめの対処法
脱毛による肌の乾燥が原因で、かゆみが出たという方も多いでしょう。そんなときの対処法をまとめてみました。
かゆい部分を冷やす
脱毛後に肌がかゆくなったら、まず冷やすことが大切です。冷やしタオルを使用し、かゆみが生じている部分にあて沈静させましょう。脱毛によるかゆみは、冷やすことである程度落ち着かせることができます。また、かゆみがおさまったあとは忘れずに保湿ケアを行ってください。
スキンケア用品を見直してみる
乾燥やかゆみの対策を行っているのにも関わらず、なかなか改善されない場合もあるでしょう。そんなときは、スキンケア用品の見直しをおすすめします。普段使用しているケア用品が、肌にとって刺激になっているケースも少なくありません。そのため、敏感肌用やベビー用など、刺激が少ないタイプのスキンケアアイテムに変えることも対処法の1つです。
また、無理な自己判断は禁物。施術を受けたサロンや、医療機関に相談することも大切です。特に脱毛サロンでは、脱毛専用のスキンケア用品が用意されていることもあります。どのようなスキンケアが自分の肌に合っているか、相談してもよいでしょう。1人で悩まずにプロに相談することも、肌トラブル解決の糸口です。
おわりに
脱毛による肌の乾燥トラブルを引き起こさないためにも、脱毛前後は肌をしっかり保湿することが大切です。もしも肌の乾燥が原因でかゆみが生じた場合は、冷水で冷やしたタオルをあて沈静させましょう。また、肌に優しい脱毛法を選ぶことも重要なポイントです。毛包に弱い光をあてる「SHR式脱毛」なら、医療レーザーなどよりも肌への刺激が少なく、施術時の痛みも少ないためおすすめです。